2月の瞑想会報告
ぼ-っとして瞑想会開催中の写真を撮り忘れてしまいました
でも、瞑想後は女子会のノリで賑やかに、でも深い話ができました。
私は、MAX瞑想™という方法で瞑想の誘導を行うのですが、その中で
「わたしはだれなのか?」「わたしはなにものなのか?」などと、
問いかけるパ-トがあります。
その中で閃いた私の過去の話を綴りたいと思います。
(※あくまでも私の個人的なお話です)
私は20代後半から、医療機関の中のジェンダ-クリニックに足繁く通い29歳で
「性同一性障害」という診断を受け、ホルモン療法を開始しました。その頃の話です。
私は、自分の呼称というものに酷く固執していて、「彼」と呼ばれることに抵抗がありました。
あからさまに不機嫌になることがよくありました。(かといって、「彼女」と呼ばれても、何となく居心地の悪さも覚えていました。)
「性同一性障害という診断名に、自分を合わせて生きなければならない」という強迫観念めいたものがありました。(最早診断名が先か、症状が先なのか、自分でもよくわからなくなっていました。)
障害、という言葉で身を隠し、社会的弱者だと自分を表現するためには仕方のないことだと当時は思っていました。
ホルモン療法に関しても、私にとって必要であるか?俯瞰することもなく、医療機関の指針に則り受けていました。でも、私なりに必死だったのですね。
私自身の本質よりも、「周囲からどう扱われるか」「周囲からどのように見られているか」が何よりも優先順位が高かったのです。
診断名などよりも、ホルモン剤よりも本当に大切にしなければならないのは、私自身なのだと確信できるようになったのはつい最近です。
セルフイニシエ-ションから、アデプトになってからです。劇的に変化したわけではない、玉ねぎの皮が剥けるように少しずつ、確実に変わりました。
今ではむっつりナルシストから、がっつりナルシストになりました。ナルシスト検定でいったら、まだ初級なのかもしれませんが
何よりも、このような投稿が出来るようになったことが、私自身驚いています。
次回瞑想会は、3月25日19時からを予定しています。
テ-マは前回と同様に
「カテゴライズからの解放」です。
お待ちしております。